作成年度 | 2025 年度 |
---|---|
論文名 | 再生アスファルト混合物の新たな評価法に関する基礎研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 共同研究報告書 |
誌名 | |
巻・号・回 | 第599号 |
発表年月日 | 2025/06/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
舗装チーム | 藪 雅行、渡邉 一弘、川上 篤史、綾部 孝之 、横澤 直人 |
iMaRRC | 新田 弘之、百武 壮、川島 陽子 |
ニチレキグループ 株式会社 | 上野 貞治、鷹本 丈裕、越智 友紀 |
抄録 |
---|
わが国のアスファルト混合物のリサイクル率は約100%であり、今後も高いリサイクル率の維持が望まれている。しかし、近年、繰り返し再生等によるアスファルトの劣化やポリマー改質アスファルトの普及により舗装発生材の質が変化しており、品質規格の下限値に近いものが増加してきた。 そこで、再生アスファルト混合物に対する新たな評価法を提案することを目的に、DSR試験やDM試験によって再生骨材の品質評価ができるか検討を実施した。また、この検討を実施するに当たり、実道から採取した再生骨材がStAs由来か再生骨材由来かを判別する必要があったため、GPCを使用した評価方法も検討した。 その結果、DSR試験を用いることで、再生骨材の劣化の程度を評価でき、改質アスファルト由来の再生骨材の使用範囲を拡大できる可能性があることを見出した。また、DM試験についても、追加の確認試験が必要なものの、DSR試験同様、再生骨材の使用範囲を拡大できる可能性があることがわかった。 |