作成年度 | 2025 年度 |
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論文名 | 鋼橋の疲労耐久性向上技術に関する共同研究報告書 -面外ガセット溶接継手における疲労強度の寸法効果と疲労き裂に対するき裂進展解析手法の適用性に関する検討- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第597号 |
発表年月日 | 2025/06/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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CAESAR | 上仙 靖、澤田 守、高橋 実、大西 孝典、篠田 隆作、大西 達也、西原 知彦、奥村 淳弘、川口 真理沙、小原 礼、日高 誠、盛岡 諒平 |
名古屋大学 | 舘石 和雄、判治 剛 |
東京都立大学 | 村越 潤 |
施工技術総合研究所 | 小野 秀一、田中 俊介、井上 一磨、深見 亮介 |
抄録 |
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面外ガセット溶接継手の疲労強度に対する寸法効果については,解析的な検討は多く行われているものの,疲労試験による系統立てた検討例は少ない.本研究では,道路橋の溶接継手を対象として,ガセット長さを 200, 400, 800mm,主板厚を 9, 25, 40mm と変化させた大型の面外ガセット溶接継手試 験体の疲労試験を軸引張荷重下で行い,継手の寸法諸元が疲労強度に及ぼす影響について検討を行った.また,疲労試験時のビーチマーク試験と溶接止端近傍のき裂発生・進展時のひずみ計測の結果を基に,き裂進展性状の分析を行うとともに,その結果を踏まえたき裂進展解析により,継手の寸法諸元が疲労強度に及ぼす影響の試算を行い,その寸法効果について検討を行った.さらに,同じ面外ガセット溶接継手試験体の疲労試験結果に対して,JSSC 解析手法によるき裂進展解析を実施し,試験結果と解析結果の比較分析を通じて,その推定精度について検討を行った。 |