| 作成年度 | 2025 年度 |
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| 論文名 | 北方沿岸海域における物理環境及び生物環境の再現計算の精度向上に関する研究 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名 | 共同研究報告書 |
| 巻・号・回 | 第612号 |
| 発表年月日 | 2025/08/29 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地土木研究所 寒地水圏研究グループ 水産土木チーム | 伊藤 俊朗、石井 馨、渡邉 浩二、河合 浩、須藤 賢哉、丸山 修治、伊藤 公人、梶原 瑠美子、稲葉 信晴 |
| 学校法人東海大学 | 大橋 正臣 |
| 抄録 |
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| 河口沿岸域は陸域由来の栄養塩が加わることで海域の基礎生産が高く、漁業生産を支える豊かな餌料環境の漁場を形成している。近年では、生態系や生物多様性の保全が重要視される中、河口沿岸域に関係する政策が推進されている。漁場整備においても、生態系の保全を見据えた事業の展開と研究開発が求められている。しかし、河口沿岸域の生態系は複雑であり、その解明は十分に行われていないのが現状である。 本研究は、北海道の一級河川である鵡川の河口沿岸域を研究フィールドとして、当該地域の主要な水産物であるウバガイ(通称ホッキガイ)の漁場に着目し、ウバガイの成長に大きく影響を与えると考えられる河口沿岸域の生態系の季節的な変遷の把握と餌料である微細藻類の生息環境を評価する生態系評価手法の提案を目的とする。本報告では、ウバガイの餌料環境として最重要である海域の基礎生産が年間で最大となる春季を中心とした現地観測に基づき、本研究の重点である底生生態系に着目して、ウバガイの餌料である底生微細藻類の生長モデルを定式化し、餌料環境について評価するための生態系評価手法を提案した。 |