| 作成年度 | 2025 年度 |
|---|---|
| 論文名 | のり面保護の劣化過程を考慮した点検・管理に関する研究 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 土木研究所 |
| 誌名 | 成果報告書 |
| 巻・号・回 | |
| 発表年月日 | 2025/10/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
|---|---|
| 土質・振動チーム | 佐々木 哲也(SASAKI Tetsuya) |
| 抄録 |
|---|
| 現状の道路土工構造物の点検では、道路機能への影響から危険度の観点を主として点検および健全性の評価が行われている。一方で、予防保全の観点から構造物の機能低下の考慮が求められているが、劣化による変状と構造物の機能低下を考慮した評価および変状に対する措置の考え方が明確に示されていない。本研究では、主として地山の切土面の風化・侵食、表層崩壊の抑止・抑制を目的とするのり面保護を対象として、劣化過程より生じる変状ののり面保護構工の機能低下への影響を考慮した健全性の客観的判断方法および対応の考え方を提案することを目的に、各のり面保護工の変状パターンと機能低下の関係を整理するとともに、危険度と機能低下度の観点から健全性・対応の優先度を評価するための表を提案した。 |