| 作成年度 | 2025 年度 |
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| 論文名 | 流水型ダム構造による河川環境変化の実態把握と連続性確保に向けた検討 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 土木研究所 |
| 誌名 | 成果報告書 |
| 巻・号・回 | |
| 発表年月日 | 2025/10/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 自然共生研究センター | 森照貴(mori terutaka) |
| 抄録 |
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| 流水型ダムは、河川の連続性(土砂輸送、生物移動)を阻害しない環境配慮型ダムとして注目されている。既設の流水型ダムにおいて連続性確保に向けた様々な対策が行われているが、堤体下部における暗所や副ダムによる生物の移動阻害など、生態系への影響は不明な点が多い。本研究では、魚類の移動に対する暗所の影響を評価するための野外操作実験を実施した。実験の結果、暗所と明所を選択的に通過できる場合にはほとんどの魚類が明所を通過した。また、100mの暗渠において、アユの通過実験を実施した際には約4割の個体が暗渠を通過することができた。よって、影響の程度には魚種間で差が見られたものの、多くの魚種にとって暗所は移動を阻害する可能性が示唆された。今後、魚類の移動を妨げない低照度の程度を明らかにするとともにライトの設置による移動阻害の緩和効果についても検証を進めていくことが重要だろう。 |