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 自律施工技術基盤OPERAを活用した機械土工の生産性向上に関する共同研究報告 (1)重機の遠隔操作および自動制御のための無線通信保護機能の開発

作成年度 2025 年度
論文名 自律施工技術基盤OPERAを活用した機械土工の生産性向上に関する共同研究報告 (1)重機の遠隔操作および自動制御のための無線通信保護機能の開発
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 共同研究報告書
巻・号・回 第622号
発表年月日 2025/10/31
所属研究室/機関名 著者名(英名)
技術推進本部 先端技術チーム山口 崇、橋本 毅、遠藤 大輔、山内 元貴、阿部 太郎
株式会社IHI金島 義治、山崎 峻一、渋川 文哉、安 承一、野崎 優介
抄録
本研究は、無人化施工現場における移動ロボット制御のための無線通信保護機能と通信状態表示機能の開発を目的とする。無人化施工の経験者や有識者へヒアリングを行い、現場の無線通信における課題を抽出した。また、通信切断や通信性能低下が作業の安全性や効率に与える影響を軽減するため、通信状態をリアルタイムで監視し、切断予兆を検知する機能を提案した。またこれらの機能を試作しテストフィールドで検証した結果、通信遅延やパケットロス、受信信号強度などの指標を基に通信状態を評価し、性能低下の予兆を検知し警告を発するシステムの有効性を確認した。これにより、切断回避行動や自律復旧行動の実現可能性を示した。今後はさらなるデータ収集と検証を進め、通信障害時のロボットの自律的な動作を目指す。
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