作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 寒冷地特性を考慮した火山泥流検知システムの開発に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第547号 |
発表年月日 | 2022/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地土木研究所 | 藤浪武史、伊藤丹、船木淳悟、矢部浩規、阿部孝章、伊波友生 |
日本工営株式会社 | |
株式会社拓和 |
抄録 |
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積雪寒冷地である北海道では、災害履歴から火山噴火に伴う融雪型火山泥流の発生及び流下に備えた検知システムが必要である。特に長期観測への耐性が求められ、また泥流現象を面的に把握するための多点観測や経済的で精度の高い検知システムの開発が求められている。本共同研究は、近年進歩が著しいセンサ等の小型化や省電力化等専門的な技術を有する民間企業と協働し、積雪寒冷地における火山防災対策の高度化に資することを目的とする。具体的な研究方法としては、積雪層の性状把握、振動型検知センサや新たな接触型検知センサの冬期屋外実験、小電力型通信システムの冬期屋外試験およびこれらの可搬電源の冬期確保等を実施した。その結果、いずれの検知システムも火山泥流検知機能を有すると推察された。 |