作成年度 | 2020 年度 |
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論文名 | 降雪量観測の高精度化および降雪強度や降雪形態が視程低下に与える影響の解明に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第537号 |
発表年月日 | 2021/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地土木研究所 寒地道路研究グループ 雪氷チーム | 大宮哲 |
抄録 |
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安全な冬期道路交通を確保するうえで、悪天候時の視程障害の発生を正確に予測することが重要である。精度良く予測するためには正確な降雪強度を把握することが不可欠であるが、実測は容易でない。それは、降雪粒子は雨滴よりも風の影響を受けやすく、雨量計への捕捉率が強風時ほど低下するためである。本共同研究では、この計測誤差を適切に補正するための関係式を構築することで降雪強度の実測結果を高精度化すること、また、降雪と視程低下の関係を解明することを目的とし、野外観測を実施した。結果、風速と捕捉率の関係について、風速変化の小さな降雪事例を抽出して解析を行ったことで、先行研究に比べバラツキの小さな関係を示すことができた。また、降雪強度が大きいほど視程低下が大きいことを確認した。 |