作成年度 | 2019 年度 |
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論文名 | コンクリート構造物の目視困難な損傷・変状に対する先端技術を用いた状態把握の適用性と性能評価に関する共同研究報告書(Ⅰ)-塩分センサを活用したコンクリート構造物の簡易な塩化物イオン量推定方法- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第517号 |
発表年月日 | 2020/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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先端材料資源研究センター | 渡辺博志、西崎到、古賀裕久、中村英佑、櫻庭浩樹 |
抄録 |
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本研究では、現地の測定可能かつ構造物への損傷が少ない塩化物イオン量推定方法として、塩分センサを用いた方法を検討した。活用する場面としては、はつり面の残存塩化物イオン量推定、および、かぶり深さ方向の塩化物イオン量推定を提案した。塩分センサの測定電位と全塩化物イオン量の関係を検討した結果、閾値を定めることで、多量に塩化物イオンを含む部位を検出可能なことを示した。塩分センサの測定電位に影響を及ぼす因子として、含水状態や粗骨材等の影響があることを明らかにし、留意点として整理した。提案した方法を撤去部材の調査に適用した結果、はつり面に多量に残存する塩化物イオン量を検出できること、かぶり深さ方向の塩化物イオンの侵入深さを推定できることを確認した。 |