作成年度 | 2018 年度 |
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論文名 | アスファルト廃材の盛土材料としての利用技術に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第507号 |
発表年月日 | 2019/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地基礎技術研究グループ寒地地盤チーム | 畠山乃、林宏親、佐藤厚子、守田穫人、山梨高裕 |
抄録 |
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一般財団法人札幌市下水道資源公社では、資源の有効活用、自然環境の保護、廃棄物最終処分場の延命および不法投棄の防止などを目的として道路工事で発生するアスファルト廃材と建設発生土の再利用を進めている。これまで舗装用アスファルトとしてアスファルト廃材の再生利用を図ってきたが、土木材料としてのさらなる利用拡大を図るため、アスファルト廃材の有効利用方法を開発する必要がある。そこで、これまで寒地土木研究所で検証したアスファルト廃材の室内試験および実物大盛土の試験施工を参照して、再生骨材I型と再生土を用いた実物大の試験盛土を施工した。その結果、再生骨材I型および再生骨材I型と再生土との混合土による盛土は施工性も良く土木材料としての適用性が確認できた。また、盛土の圧縮やひび割れを確認したが、その抑制方法についても確認できた。 |