作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 場所打ち杭基礎の設計の合理化・高度化に関する共同研究報告書〔その1 (スパイラル鉄筋を用いた場所打ち杭の載荷試験結果)〕 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第497号 |
発表年月日 | 2018/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造物メンテナンス研究センター | 七澤利明、河野哲也、宮原清、今広人 |
抄録 |
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場所打ち杭の帯鉄筋は、塑性化後も一定の変形能を確保するため、フックを設けることが平成24年道路橋示方書Ⅳ下部構造編に規定されている。しかし、鉄筋かごの径が小さい場合、コンクリート打設に用いるトレミー管の挿入時や引抜き時に帯鉄筋のフックと干渉し、施工に支障をきたすおそれがある。このような場合には、フックを設けた帯鉄筋の代わりにスパイラル鉄筋を用いることで施工上の課題が解決されるが、大地震で塑性化した際にフックを設けた帯鉄筋と同等の耐力や変形能を有しているかは確認できていない。そこで、場所打ち杭基礎の設計の合理化・高度化を図るため、スパイラル鉄筋の適用性の確認や設計法の開発を目的とした共同研究を実施した。本文は平成28年度から平成29年度に実施した載荷試験の結果をまとめたものである。 |