作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 高エネルギー吸収型落石防護工等の性能照査手法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第491号 |
発表年月日 | 2017/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地基礎技術研究グループ 寒地構造チーム、土質・振動チーム | 西 弘明、今野 久志、山口 悟、荒木 恒也、佐々木哲也、加藤 俊二 |
抄録 |
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近年、高エネルギー吸収型といわれるような様々な落石防護工(落石防護網・柵)が開発され、採用事例も増えてきているが、我が国においてはそれらの性能評価に関する統一的な指標がないのが現状である。本報告書では、「本編」、「実験による性能照査手法編」、「資料編」の3 部構成としており、本編では、従来型落石防護工を含め、近年採用事例が増加している高エネルギー吸収型落石防護工の設計法の現状と課題点の整理を行うとともに、それらに関して実施された実験や解析事例の収集整理を行った。さらに高エネルギー吸収型落石防護工の海外における性能照査基準について調査取りまとめを行った。また、落石防護工の落石捕捉事例や損傷事例等について取りまとめた。実験による性能照査手法編では、落石防護工として求められる機能と性能を示すとともに、高エネルギー吸収型落石防護網・柵に対して統一的な実験的性能照査手法を示した。さらに現場適用にあたっての留意事項の一例を整理した。資料編では、設計上残された課題点の解決のために参考となるような検討事例について取りまとめを行っている。 |