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 撤去橋梁を用いた既設PC橋の診断技術高度化に関する共同研究報告書-既設PC橋のグラウト充填状況に着目した解体調査-

作成年度 2015 年度
論文名 撤去橋梁を用いた既設PC橋の診断技術高度化に関する共同研究報告書-既設PC橋のグラウト充填状況に着目した解体調査-
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 共同研究報告書
巻・号・回 第488号
発表年月日 2016/03/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
構造物メンテナンス研究センター、先端材料資源研究センター石田 雅博、宇佐美 惣、吉田 英二、関口 斉治、栗原 勇樹
抄録
本共同研究では,プレストレストコンクリート(PC)橋の診断技術の高度化を目指し,撤去橋梁を活用した臨床研究を推進している。この研究では,グラウト充填不足によるPC 鋼材の劣化進行を未然に防止することを目的に,撤去橋梁を用いて既設PC 橋のグラウト充填状況に着目した解体調査を実施し,各種検討を行った。その結果,グラウト充填状況はPC 橋の架設年代や,PC 鋼材の種類(容量)および定着位置の影響を受けることが確認された。また,グラウト充填状況がPC 鋼材の腐食に与える影響を調査するとともに,グラウト充填状況と外観変状として現れるひび割れとの関連性について検討した。これらの調査検討結果をもとに,既設PC 橋のグラウト充填調査におけるポイントを整理した。
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