作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 補強土壁の維持管理手法の開発に関する共同研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第486号 |
発表年月日 | 2016/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質・振動チーム、施工技術チーム | 石原 雅規、佐々木 哲也、藤田 智弘、宮武 裕昭 |
抄録 |
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本報告書は,平成26 年~27 年度まで(国研)土木研究所において,防衛大学校、(一財)土木研究センター、(株)高速道路総合技術研究所、民間11 社とともに進めていた共同研究「補強土壁の維持管理手法に関する共同研究」の成果をまとめたものである。道路土工構造物は,大規模に崩壊する場合にも,緩やかに変形が進行する場合が多く,初期段階の異常を捉えて措置を講じることができれば,大規模な崩壊を防ぐことができる。補強土壁においては,盛土材のこぼれ出しが生じなければ他の土工構造物と同様,緩やかに変形が進行すると考えられる。補強土壁は盛土材のこぼれ出しにいたる損傷(致命的な損傷)を見つけて対応することを基本とした維持管理を実施することが合理的であると考えられる。そこで,本報告書では,現状体系化されていない,補強土壁の維持管理手法について整理し,盛土材のこぼれ出しに至る致命的な損傷に主眼をおいた,補強土壁の維持管理手法について知見をまとめたのでここに報告する。 |