作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 高力ボルト摩擦接合継手の設計法の合理化に関する共同研究報告書(その2) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第484号 |
発表年月日 | 2016/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造物メンテナンス研究センター | 村越潤、澤田守、石原大作 |
抄録 |
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土木研究所CAESARと大阪市立大学は、共同研究「高力ボルト摩擦接合継手の設計法の合理化に関する共同研究」を実施し、高力ボルト摩擦接合継手の設計法に関する実験的・解析的検討を行ってきた。本報告書は、接触面を無塗装とし厚板・多列とした継手のすべり耐力試験結果、および砲台配置とした継手のすべり挙動に関する弾塑性有限変位解析による検討結果をまとめたものである。すべり耐力試験では、板厚(50,75mm)、ボルト列数(3,8,12列)をパラメータとした試験体のすべり耐力試験を行い、母板厚及びボルト列数等がすべり挙動に及ぼす影響について明らかにした。解析的検討では、砲台配置のすべり耐力試験結果と解析結果の比較により解析の再現性の確認を行うとともに、各種の構造諸元がすべり継手挙動に及ぼす影響を明らかにした。 |