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 沿岸施設におけるコンクリート構造物内部の空洞化診断及び水中計測技術に関する研究

作成年度 2015 年度
論文名 沿岸施設におけるコンクリート構造物内部の空洞化診断及び水中計測技術に関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 共同研究報告書
巻・号・回 第467号
発表年月日 2015/10/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地土木研究所 技術開発調整監付 寒地機械技術チーム大槻 敏行、柳沢 雄二、片野 浩司、山口 和哉、五十嵐 匡、岸 寛人、平 伴斉
抄録
近年、社会資本の老朽化に関する問題が顕在化している。国土交通省によると港湾施設においては、建設後50年を経過する岸壁が、2013年時点で約8%であったものが2023年には全体の約32%、更に2033年には約58%と急速に増大するとされ、今後一斉に補修や改修を必要とする事が予想される。特に寒冷海域においては、近年の気候変動により海氷が減少することで海氷の運動が活発化し、港湾・漁港構造物の劣化を促進させることが懸念されている。老朽化した施設では、中詰材の吸い出しやこれに起因する陥没事故などが発生する危険性がある。しかし、 効率的に水中構造物の内部探査を行う技術は確立さ れていない。 また、水中構造物に損傷を与えると推定される海氷の形状調査は行われておらず、十分にその影響が把握されていない。そこで効率的 な水中構造物内部の劣化・損傷 状況探査技術 および沿岸施設に近づく海氷形状の調査技術について研究を行った。本報告では得られた研究結果について述べる。
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