作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 撤去橋梁を用いた既設PC橋の診断技術高度化に関する共同研究報告書-振動測定による既設PC橋の異状検知に関する研究- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第466号 |
発表年月日 | 2015/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造物メンテナンス研究センター | 木村 嘉富、石田 雅博、本間 英貴、宇佐美 惣、廣江 亜紀子 |
抄録 |
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本共同研究では,プレストレストコンクリート(PC)橋の診断技術の高度化を目指し,撤去橋梁を利活用した臨床研究を推進している。この研究では,PC 橋を落橋させないための診断手法の確立を目指し,非破壊検査手法の一つである振動測定に着目して各種検討を実施した。その結果,既設PC 橋において主桁の剛性低下が顕在化した段階で高次モードの振動数を把握することにより異状を検知しうることがわかった。また,本手法による異状の推定にあたり高次モード取得のために適切な振動測定手法を用いる必要があること,さらに健全時の振動数把握のためにも適切な固有値解析手法を用いる必要があることを明らかにした。 |