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 豪雨・地震による土砂災害に対する危険度予測と被害軽減技術の開発

作成年度 2014 年度
論文名 豪雨・地震による土砂災害に対する危険度予測と被害軽減技術の開発
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 土木研究所報告
巻・号・回 第223号
発表年月日 2015/03/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土砂管理研究グループ、地質・地盤研究グループ小山内信智、寺田秀樹、石塚忠範、栗原淳一、桜井亘、田村圭司、山越隆雄、内田太郎、清水武志、酒井直樹、武澤永純、松本直樹、田方智、柳町年輝、盛伸行、松岡暁、伊藤洋輔、秋山浩一、藤澤和範、武士俊也、石田孝司、 藤平大、 野呂智之、丸山清輝、ハスバートル、中村明、脇坂安彦、佐々木靖人、浅井健一、倉橋稔幸、矢島良紀、小橋秀俊、加藤俊二
抄録
豪雨や地震により多くの土砂災害が発生し,甚大な被害が生じている。2004年の中越地震では,地すベ事,斜面崩壊等の多発,大量の不安定士砂の堆積,大規模M道関還の発乏主など,新たな災害形態が生じ,緊急対策の実施が迫られた。さらに,今後も集中豪雨の頻発化や発生が懸念されている大規模地震等によiJ.土砂災害による被害の頻発,甚大化が懸念されている。一方,ハード対策による整備水準(土砂災害危険衝所に対する整備が概成している筒所の割合)は,200吉年度時点で2割程度のレベルにあるが,財政上の制約等もあり,急激な整備水準の向上は困難な状況にある。同様に,ソフト対策についても,土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域等の指定は,-t:砂災害危険積所52万積所に対して7割程度に留まっている(2009年度時点)のが現状である。こうした状況下で,土砂災害による被害を軽減するために,ハード・ソブト対策とも整備の重点化・効率化と発災後の被害拡大の紡止策の確立が緊急の課題となっている。本研究は,①豪雨に対する土砂災害の発生場所や時期を絞り込むための災害危険度の予測手法の高度化ー実用化{豪雨に対するすて砂災害危険度予測手訟の開発λ②中越地震による地すべりの発供機構の解明とそれに基づく危険度評悩手法の開発及び大規模地震後の流域からの生産・流出土砂量の変化予測手法の開発(地震に対する十台砂災害危険度の予測手訟の開発).さらに③発災後の被害拡大防止のための地すべ哲等に対する実用的な監視手法・被害軽減手法の開発{土砂災害時の被害軽減技術の開発)を達成目標として実施したものである。
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