作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 安全な施工管理のための挿入式孔内傾斜計計測技術 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木施工 |
巻・号・回 | 2011.6 |
発表年月日 | 2011/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム | 武士俊也 |
抄録 |
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挿入式孔内傾斜計は、土木分野の地中変位の計測に広く用いられており、地すべりのすべり面の位置を決定する手法としても利用されている。しかし、孔内傾斜計計測データの中には、地中変位のメカニズムを解釈できないデータ(以下、不良データと呼ぶ)もある。その際には、すべり面の特定が困難となり、適切な地すべり対策の実施に支障をきたす可能性がある。本研究では、不良データの発生の防止とデータの適切な理解を目的として実施された、土木研究所地すべりチームと民間企業3社の共同研究による「孔内傾斜計データ不良の原因に関する実態調査と計測技術の改善・開発」、「孔内傾斜計データ不良の原因に関する実態調査と計測技術の標準化」の成果をもとに作成された孔内傾斜計の標準化に関するマニュアルにおいて施工現場で留意する不良データの種類と対処方法について紹介する。 |