作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 室内試験による地下水排除工の保孔管の排水効率性能評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第50回日本地すべり学会研究発表会 |
誌名 | 第50回日本地すべり学会研究発表会講演集 |
巻・号・回 | 50 |
発表年月日 | 2011/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム | 阿部大志 |
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム | 武士俊也 |
(株)宇部建設コンサルタント | 北村晴夫 |
(株)宇部建設コンサルタント | 石本裕己 |
(株)宇部建設コンサルタント | 小西義夫 |
抄録 |
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地すべり地における地下水排除工の1つである水抜きボーリングの目的は、地すべりブロックの水を抜くことにより、すべり面の間隙水圧を低下させ、地すべりの動きを抑制することである。今まで多くの水抜きボーリングが実施されているが、地中にある施設のため、保孔管内の流入または漏水の実態はよく判っていない。本来、保孔管には①孔壁保護機能、②集水機能、③通水機能の3 つの機能が求められる。近年、従来使用されてきた塩化ビニール管(VP40)での管内カメラ観察の結果では、亀裂や高透水ゾーンで漏水し排水効率が低下している。一方で近年、排水性の向上や長寿命化を目的とした様々な特性を持つ保孔管が開発されている1)、2)。本稿では、これらの保孔管を対象に室内試験を実施し、排水効率を比較検討した結果を報告する。 |