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発表 地すべりの変位速度と安全率の変化に関する検討事例について

作成年度 2011 年度
論文名 地すべりの変位速度と安全率の変化に関する検討事例について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成23年砂防学会研究発表会
誌名 平成23年度砂防学会研究発表会概要集
巻・号・回 61
発表年月日 2011/05/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム石田孝司
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム宇都忠和
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム本間宏樹
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム武士俊也
(株)エオネックス細川謙一
抄録
地すべり頭部付近において発生する亀裂や段差など、地すべりの特徴が生じた場合には、地すべりのその後の動きを鑑みて警戒避難体制の構築や応急緊急対策の検討がなされる。その際、地すべりは加速し滑落に向かうのか、あるいは収束に向かうのかを的確に評価することができれば、その後の適切な対応に資することができる。中村らは73件の地すべりデータを基にした解析結果により臨界速さが異なることから、速度以外の他の要因を含めて滑落予測を行うことの必要性を指摘している。このような背景の中、地すべりの動きと安全率の関係を明らかにすることで、地すべりの滑動に寄与する要因を導けるものと考えた。そこで、大きな変位が記録された5事例を選定し、すべり面間隙水圧の変動により時々刻々と変化する安全率を算出し、ひずみ速度との関係について考察を行った。
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