作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 出水時における土粒子の粒度分析に関する比較検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 2011年度・河川技術に関するシンポジウム |
誌名 | 河川技術論文集 |
巻・号・回 | Vol. 17 |
発表年月日 | 2011/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水理チーム | 海野仁 |
水理チーム | 箱石憲昭 |
抄録 |
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本研究は、出水時に河川から採水した試料をもとに、異なる3種の手法により粒度分布を測定し、適切な粒度分布の分析手法を提案することを目的とする。洪水のピークから減水時に採水した4検体について分析した結果、時間の経過に伴いSSが減少する結果となった。また、SSの低減に伴い粒度分布が細粒化する傾向が見られた。沈降筒法により得られた粒度分布を正値と仮定すると、レーザー回折法はすべての検体で粗粒化した結果を示した。一方、遠心沈降法はレーザー回折法に比べ、正値に近い結果を示した。レーザー回折法の粗粒化傾向を補正する方法として試料の超音波分散が考えられるが、分散強度、分散時間の設定方法が課題として残った。 |