作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 出水時に河川を流下する微細粒子土砂の粒度分布に関する比較検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第66回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会第66回年次学術講演会、Ⅱ |
巻・号・回 | 66 |
発表年月日 | 2011/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水理チーム | 海野仁 |
水理チーム | 箱石憲昭 |
抄録 |
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本報告は、出水時に河川を流下する微細粒子土砂を対象に、沈降筒法、遠心沈降法、レーザー回折法を用いて粒度分布の比較検討をしたものである。洪水のピーク時から減水時にかけて濁水を採水してSSおよび粒度分布を測定した結果、洪水の減水に伴いSSは減少し、さらに、SSの粒度分布は徐々に細粒化する傾向が見られた。沈降筒法は、濁質の沈降現象を把握するには最も適した方法と考えられる。濁水現象の長期化が想定される貯水池については、沈降筒法により沈降速度分布を求めることが望まれる。 |