作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 微生物代謝による液状化対策に関する動的遠心模型実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学ジャーナル |
誌名 | 地盤工学ジャーナル |
巻・号・回 | Vol.6, No.2 |
発表年月日 | 2011/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質・振動チーム | 稲垣 由紀子 |
土質・振動チーム | 塚本 将康 |
元土質・振動チーム | 森 啓年 |
公益財団法人 鉄道総合技術研究所 | 中島 進 |
土質・振動チーム、北海道大学 | 佐々木 哲也、川﨑 了 |
抄録 |
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社会資本の維持管理や温室効果ガス排出抑制が課題となる中,地盤改良技術についても,既設構造物の補修や補強に適用可能で,温室効果ガスの排出が少ない技術が求められる。微生物代謝で発生する二酸化炭素と土の間隙中のカルシウム源から炭酸カルシウムを析出させて土を固化する炭酸カルシウム法は,既設構造物直下の地盤に適用しやすく,改良材製造時の二酸化炭素排出が少ない技術として期待される。本研究では,炭酸カルシウム法により豊浦砂を固化し,三軸圧縮試験および動的遠心模型実験を行った。三軸圧縮試験では,固化した供試体の強度向上が確認された。動的遠心模型実験では,加振中の模型地盤の間隙水圧,応答加速度の変化や,残留変形などから,液状化対策としての有効性が確認された。また,模型地盤の固化前後の透水係数に大きな変化はなく,地下水流動を大幅に阻害せずに液状化対策を実施できる可能性があることが示唆された。 |