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論文投稿 多自然川づくりにおける護岸の設置に関する考え方

作成年度 2011 年度
論文名 多自然川づくりにおける護岸の設置に関する考え方
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 土木施工
巻・号・回
発表年月日 2011/04/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
独立行政法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター萱場祐一
抄録
平成22年8月に「中小河川に関する河道計画の技術基準」(以下、技術基準)が改正され、計画高水位の設定、河道の平面、縦横断計画に関する手法だけでなく、河岸・水際部の取り扱い方についても詳細が示されることとなった。ここでは、技術基準における河岸・水際部に関する内容から、護岸を設置し、露出が裂けられない場合の考え方について、技術の背景となった調査・研究結果とともに解説する。なお、護岸の露出はできるだけ避けるべきであり、質の高い河岸は片岸拡幅等により保全する。不必要な護岸の設置は避けて切り土のまま放置する、護岸を設置した場合でも前面に自然河岸の形成を図りここに景観、自然環境状の機能を持たせる、等がより優先度の高い対応である。これらの点は川づくりにおいて重要なポイントであるから、他の資料等を参考に再度確認をお願いしたい。本報の内容は(独)土木研究所重点プロジェクト研究「水生生態系の再生技術の開発」の1課題「多自然川づくりにおける河岸処理手法に関する研究」で実施した研究成果がベースとなっている。
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