作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 高速気流中により球形化した超微粒子セメントグラウトの室内注入試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第41回岩盤力学に関するシンポジウム |
誌名 | 第41回岩盤力学に関するシンポジウム講演集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2012/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水工研究グループ水工構造物チーム | 佐藤弘行 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 山口嘉一 |
抄録 |
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ダム基礎地盤のグラウト材料にはセメント使用が基本であり,超微粒子セメントによっても遮水性改良が困難な微細亀裂やマサへの注入性向上を図るためのセメントの検討を行う必要がある.セメント粒子は非球形不規則形状をしており,それを球形化することにより,微細亀裂への注入性向上が期待される.そこで本研究では,高速気流中衝撃法で球形化処理をした超微粒子セメントグラウトを用いて,幅50μmの亀裂モデルへの室内注入試験を行った.その結果,球形化前後の粒度分布はほとんど変化していないものの,球形化処理後のセメント粒子は凹凸が少なく,丸みを帯びた粒子形状になった.また,球形化処理をした超微粒子セメントの亀裂への浸透性は低圧時にかなり向上することがわかった. |