作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 重力式コンクリートダムの基礎岩盤の水平変位計測 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第41回岩盤力学に関するシンポジウム |
誌名 | 第41回岩盤力学に関するシンポジウム講演集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2012/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水工研究グループ水工構造物チーム | 小堀俊秀 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 山口嘉一 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 大舘渉 |
山口大学 | 清水則一 |
抄録 |
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コンクリートダムでは、堤高が高い場合や基礎岩盤に弱層がある場合などには岩盤の水平変位を計測するリバースプラムラインが設置されている。リバースプラムラインは、設置作業の繁雑さや、設置コストなどからダム堤体複数ブロックに設置するのは困難である。そのため、堤体内部の水平変位を計測するノーマルプラムラインとダム堤体および基礎岩盤の全体挙動を計測する他の方法を組み合わせることにより、基礎岩盤の水平挙動を把握する事が出来れば、相対的に安価に合理的な変位計測が可能となる。本論文では、ダムの全体挙動を計測するために、ダム天端にGPS変位計測システムを設置して得られた結果と、ノーマルプラムラインの計測結果を組み合わせて、基礎岩盤の水平変位を把握する方法について述べる。 |