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発表 樹脂固定すべり面の標本の観察による地すべり土塊の鉛直微細構造について-亀の瀬地すべりの例-

作成年度 2012 年度
論文名 樹脂固定すべり面の標本の観察による地すべり土塊の鉛直微細構造について-亀の瀬地すべりの例-
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成24年度 日本応用地質学会 研究発表会
誌名 平成24年度 日本応用地質学会 研究発表会講演論文集
巻・号・回
発表年月日 2012/05/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
応用地質(株)小松慎二
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム武士俊也
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム杉本宏之
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム樽角 晃
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム中野英樹
抄録
近年のボーリング技術の向上は,地すべり地の破砕帯状の岩盤や地すべり粘土などに対しても高品質なコアの採取を可能にしている。しかし,従来通りのボーリングコア表面における観察では,ボーリングコア表面の乱れや,観察面が曲面であることなどから,必ずしも十分に情報を引き出せていない場合があると考えられる。これを解決する方法として,近年注目されているのが樹脂固定すべり面標本の観察である.樹脂固定すべり面標本は,透明樹脂によって固化したボーリングコアを半割にし,切断面を研磨した標本で,コア内部のすべり面や地すべり土塊の詳細な観察を可能にすることができる。本報告では,亀の瀬地すべりから採取したコアを用いて作製した樹脂固定サンプルにより地すべり土塊の鉛直微細構造の観察を行った事例を報告する。
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