作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | 融雪地すべり発生と広域水文指標の関係について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第66回全国地すべりがけ崩れ対策協議会研究発表大会 |
誌名 | 第66回全国地すべりがけ崩れ対策協議会研究発表大会資料集 |
巻・号・回 | 66 |
発表年月日 | 2012/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム | 坂野弘太郎 |
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム | 杉本宏之 |
土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム | 武士俊也 |
抄録 |
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地すべりの発生と地下水位については密接な関係があることは広く知られている。しかし、地下水位の観測は滑動中の地すべりのごく一部で行われているだけで、広域的な地下水位の把握はこれまでなされていない。このことから、降雨や融雪により地下水位が非常に高く、地すべり発生の可能性が増している状況についても現段階では的確に把握できていない状況である。そのため、現在「点」として観測されている地下水位を「面」として把握する新たな手法や指標を確立し、災害発生前の警戒情報等の発信につなげていくことが重要である。本研究では、地下水位の変動を面的に把握する指標としてダム流入量に着目し、過去のダム流入量から日あたりの流入量偏差を作成し、平成24年に新潟県で発生した融雪地すべりとの相関について解析した結果について報告する。 |