作成年度 | 2012 年度 |
---|---|
論文名 | 東北地方太平洋沖地震におけるダムの挙動 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 基礎工 |
巻・号・回 | 469号 |
発表年月日 | 2012/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
(財)ダム技術センター(前)土木研究所 | 山口嘉一 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 金銅将史 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 小堀俊秀 |
抄録 |
---|
2011年3月11日に発生した平成23年東北地方太平洋沖地震(M9.0)の際、河川法に基づく河川区域内に設置され、かつ強い揺れを観測したダムでは、ダム管理者による臨時点検がその直後に実施された。ダムの安全性に重大な影響を及ぼす被害は認められなかったが、一部のダムでは変状などが報告された。また、河川区域外に60年以上前に築造された古い農業用ため池の一つが決壊する被害が生じた。本稿では、地震発生直後にダム管理者により実施された臨時点検結果の報告概要および臨時点検結果などを受け、国土交通省など所管のダム(県管理ダムを含む)を対象に、(独)土木研究所が国土交通省とともに実施した現地調査などによって得られたダムの地震時挙動や変状に関する情報について報告する。 |