作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | 信頼性設計に基づくロックフィルダムのすべり安定性評価に関する基礎的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第67回年次学術講演会 |
誌名 | 第67回年次学術講演会講演概要集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2012/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水工研究グループ水工構造物チーム | 坂本博紀 |
(財)ダム技術センター(前)土木研究所 | 山口嘉一 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 佐藤弘行 |
松井謙二 |
抄録 |
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近年,逼迫した国家財政事情から社会資本整備予算の縮減が要請されており,ロックフィルダムの設計および施工においても更なる合理化が求められている。著者らは,将来的なロックフィルダムの設計法の合理化を見据え,1991 年6 月に策定された「フィルダムの耐震設計指針(案)」を基に,近年の地震データを用いた震力係数1)の見直しと併せてロック材料の設計せん断強度の設定方法を加えた新たな設計法(以下,「新設計法」)に関する検討を進めてきた。本稿では,新設計法における材料安全率を信頼性設計に基づき設定するための基礎的検討として,震度法設計断面に対して,せん断強度の変動を考慮したモンテカルロシミュレーションを実施し,性能関数の基本統計量の比較・分析を行い,せん断強度と地震力の評価方法や堤高等の解析条件がすべり安定性評価に与える影響を検討した。 |