作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | 河川堤防の川裏側における揚圧力対策工に関する大型遠心模型実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 2012年度・河川技術に関するシンポジウム |
誌名 | 河川技術論文集第18巻 |
巻・号・回 | 河川技術論文集第18巻 |
発表年月日 | 2012/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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パシフィックコンサルタンツ株式会社(元土質・振動チーム交流研究員) | 増山 博之 |
土質・振動 | 齋藤 由紀子 |
土質・振動 | 石原 雅規 |
土質・振動 | 佐々木 哲也 |
抄録 |
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本研究では,堤防高10mの大堤防を模擬した大型遠心模型実験によって,洪水時に堤防の川裏側で盤膨れが生じる場を発現させ,対策工の盤膨れに対する水圧低減効果を検証した. 本実験により,河川堤防の川裏側で実施する揚圧力対策工の水圧低減効果とともに,対策工としての適用性が明らかにされた.加えて,浸透流解析の実施により実験時の透水係数が同定され,対策工の透水係数の目安が把握された.これらの結果を踏まえると,今後は,対策工の実用化・設計法の確立に向けて,排水能力を最適化することが重要と示唆される. |