作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | 地震時における地すべり土塊のせん断強度および過剰間隙水圧に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 日本地すべり学会誌 |
巻・号・回 | 50、№1 |
発表年月日 | 2013/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所雪崩・地すべり研究センター | 丸山清輝 |
土木研究所雪崩・地すべり研究センター | 野呂智之 |
日本工営(株)長野事務所(前交流研究員) | 中村明 |
抄録 |
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中越地震で地すべりが発生した斜面の攪乱試料を用いたせん断試験を実施し、地震時の地すべり斜面安定解析に必要な土質強度、過剰間隙水圧について検討した。その結果、地震時の地すべり斜面では、既存のすべり面よりそれ以外の方が高い過剰間隙水圧が発生するため、すべり面以外でのせん断強度の低下により新しいすべり面が形成され、地すべりが発生する場合があることが考えられた。また、地震時に地すべり斜面で発生する最大過剰間隙水圧を、平均有効主応力と繰り返し軸差応力から推定する式を導いた。 |