作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | 防雪林における生育基盤の過湿と生育不良について(第2報) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 寒地技術シンポジウム |
誌名 | 寒地技術論文・報告集 |
巻・号・回 | 28 |
発表年月日 | 2012/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所寒地土木研究所道北支所 | 下道純 |
土木研究所寒地土木研究所道北支所 | 高玉波夫 |
土木研究所寒地土木研究所 | 上田真代 |
土木研究所寒地土木研究所 | 渡邊崇史 |
土木研究所寒地土木研究所 | 松澤勝 |
抄録 |
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道路防雪林は吹雪による道路上の吹きだまり防止と視程障害の緩和を目的に、道路に沿って植栽される林帯である。しかし、造成が進むにつれて初期成長期に生育が遅い防雪林があることが指摘されている。これまで防雪林の生育不良要因として、堆雪や強風、生育基盤が堅固であるなど、防雪林の生育環境が概して厳しいためと考えられている3)が、未だ十分な調査事例を有しているとは言えない。そこで、生育基盤である土壌の物性に着目し、2008年から2011年までの4箇年、生育不良の要因について明らかするため調査を実施した。土壌の堅固さと滞水の有無が樹木の生育に影響し、生育不良の第一の要因として滞水による過湿の影響が挙げられた前回までの報告に加えて、過湿の程度を定量的に把握するため実施した簡易透水性試験結果と継続観測している土壌水分センサーのデータにより、生育基盤の過湿と生育不良の関係について分析を進めた。 |