作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | 津波により上部構造の高さまで水位が上昇した時に橋に作用する浮力に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第15回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム講演論文集 |
誌名 | 第15回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム講演論文集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2012/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 中尾 尚史 |
橋梁構造研究グループ | 張広鋒 |
橋梁構造研究グループ | 星隈順一 |
抄録 |
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平成23年(2011)東北地方太平洋沖地震における橋の被害状況より,桁橋における上部構造の流出形態としては,上部構造が橋軸周りに回転して流出したケースと,そのような回転を生じずに流出したケースがある.その中,上部構造が回転しないまま流出したケースについては,津波の到達に伴って徐々に上昇した水位が主桁下面の高さを超えた時に生じる浮力の影響が主要な要因となっていることが考えられる.本論文は,津波による水位上昇により上部構造が浸水した時に橋にどのような作用力が生じるかについて,上部構造の断面条件を模した模型供試体を用いた水理実験により検証した結果を報告するものである. |