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発表 軸方向鉄筋にSD490 を適用したRC ラーメン橋脚柱はり節点部の正負交番荷重下の破壊特性

作成年度 2012 年度
論文名 軸方向鉄筋にSD490 を適用したRC ラーメン橋脚柱はり節点部の正負交番荷重下の破壊特性
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第67回土木学会年次学術講演会
誌名 土木学会第67回年次学術講演会講演概要集
巻・号・回
発表年月日 2012/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
橋梁構造研究グループ張 広鋒
橋梁構造研究グループ星隈順一
橋梁構造研究グループ堺淳一
抄録
本論文は,道路橋の耐震補強において,主鉄筋段落し部の耐震補強が既に実施されたRC橋脚を対象とし,RC巻立て工法を用いてアップグレード耐震補強を行本論文は,RCラーメン橋脚の柱はり節点部における過密配筋を改善するための対策の1つとして,柱やはりの軸方向鉄筋に高強度鉄筋を適用する場合の柱はり節点部の地震時挙動を実験的に検討したものである.実験では,柱やはりの軸方向鉄筋にそれぞれ従来の鉄筋および従来よりも高い強度のSD490を適用した2体の柱はり節点部模型に対する正負交番載荷を実施した.比較検討の結果,曲げ耐力を変えずに柱やはりの軸方向鉄筋をSD345からSD490へと変更する場合は,柱はり節点部周辺における破壊特性に大きな変化はなく,節点部については従来と同様に剛性が十分に大きい部位として取り扱うことが出来ると考えられる.
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