作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | RC杭を有する既設道路橋基礎の動的照査における照査項目に関する一検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第15回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム |
誌名 | 第15回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム講演論文集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2012/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 安藤滋芳 |
橋梁構造研究グループ | 河野哲也 |
橋梁構造研究グループ | 西田秀明 |
橋梁構造研究グループ | 谷本俊輔 |
橋梁構造研究グループ | 星隈順一 |
抄録 |
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道路橋基礎の合理的な設計方法として,構造物と地盤の相互作用等が考慮できる動的照査法の確立が期待されている。しかし,そのモデル化や解析手法,耐震性に対する限界点や照査項目には多くの課題が残されている。本報ではこれらの課題のうち照査項目の設定について検討すべく,押込み支持力に対して余裕が少ないRC杭を有する下部構造を対象に基礎‐地盤系を含めた動的解析を行った。結果,従来の静的照査法において基礎の降伏の目安とされる,全杭が塑性化する点や杭一列が押込み支持力の上限に達する点では上部構造位置での変位の急増点が見られなかったことを示し,支持力の上限に達する杭の割合や応答変位等,静的照査法とは異なる照査項目の検討が必要であることを示した。 |