作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | dBドロップ法適用時の波形収録及び評価に関するダイナミックレンジ改善手法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成24年度秋季講演大会 |
誌名 | 平成24年度秋季講演大会講演概要集 |
巻・号・回 | 平成24年度 |
発表年月日 | 2012/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(株)ジャスト研究所 | 名取孝夫 |
橋梁構造研究グループ | 高橋実 |
橋梁構造研究グループ | 村越潤 |
抄録 |
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JIS Z3060 でのきず指示長さの測定には、レベルカット法の他、dBドロップ法も規定されている。また鋼橋の突合せ溶接部では、ビーム路程が100mm以上で検出されたきずに対し、8dBドロップ法を用いたきずの指示長さの測定方法が最も精度が良いという実験結果が得られている。手探傷では、必要に応じゲイン値を変更することで問題は生じないが、フェーズドアレイ超音波自動探傷装置や従来のAUT装置を用いてdBドロップ法による評価を行う場合には、必要とするダイナミックレンジが格段に大きくなる。これを同時に複数のゲイン設定で探傷し、それぞれの条件データから必要なエコー高さで描画することにより、この課題を解決したフェーズドアレイ超音波自動探傷装置を開発した。 |