作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 建設機械の遠隔操作時における操作者の視点 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 建設機械 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2011/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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先端技術チーム | 茂木正晴 |
先端技術チーム | 藤野健一 |
抄録 |
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無人化施工の適用に関しては、災害の規模や現場状況(人への危険度合い)によって個別に判断されている。現在、災害発生時(地震・噴火などによる災害)における初動対応として無人化施工が適用されており、雲仙普賢岳等で利用されている。雲仙普賢岳では、火砕流被害に伴う噴火後の災害緊急対策として、建設機械の遠隔操作によって除石・対策工事(掘削・積込み・運搬・敷き均し・転圧)といった無人化施工が現在も進められている。土木研究所では、建設機械の遠隔操作技術による無人化施工を更に発展させるため、機械開発の視点だけでなくオペレータの観点から遠隔による建設機械の操作性の向上、操作習熟度の短縮、作業効率の向上、疲労感低減を目的とした研究を進めている。本報告では、操作性の向上の観点から、現在、実現場において利用されている遠隔操作システムの複数のモニタからの情報に対して眼球運動計測装置により、走行・掘削・敷均しといった一連の作業形態毎に計測を行い、オペレータの作業時の視点を中心に作業形態毎に対してどの映像情報を主体に作業を進めているのかを報告するものである。 |