作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | X線CTを用いたアスファルト舗装材料の定量的評価に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第16回舗装工学講演会 |
誌名 | 土木学会論文集E1(舗装工学) |
巻・号・回 | Vol.67, No.3 |
発表年月日 | 2011/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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PWRI | 谷口 聡 |
熊本大学 | 小川慧一郎 |
熊本大学 | 大谷順 |
土木研究所 | 西崎到 |
抄録 |
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アスファルト舗装の表・基層の品質検査実施項目として,締固め度,粒度,アスファルト量が『舗装設計施工指針』で示されている.現在,アスファルト量の標準的な検査方法としてアスファルト抽出試験が『舗装調査・試験法便覧』で示されている.しかし,アスファルト抽出試験は時間がかかるうえ,その後のふるい分け試験において細粒分を過小評価するという問題がある.品質検査の効率化の観点から,本研究はX線CT試験によって得られたCT値によって評価することを提案するのである.密粒度アスファルト混合物のX線CT試験を実施し,空隙,アスファルト及び石粉,細骨材,粗骨材を区分するための3つのCT値のしきい値,断面平均CT値,並びに各素材の平均CT値を求めた.その結果,X線CT試験により締固め度,粒度,アスファルト量を効率的に評価できる可能性があることが明らかとなった. |