作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 大規模崩壊に伴う土砂流出機構と砂防堰堤の施設効果の分析- 2011年濁沢川池ノ台地区における崩壊を事例として- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成25年度砂防学会研究発表会 |
誌名 | 平成25年度砂防学会研究発表会概要集 |
巻・号・回 | B |
発表年月日 | 2013/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国土交通省東北地方整備局新庄河川事務所 | 花岡正明 |
国土交通省東北地方整備局新庄河川事務所 | 斎藤信哉 |
国土交通省東北地方整備局新庄河川事務所 | 石渡俊明 |
国土交通省東北地方整備局新庄河川事務所 | 佐藤雄太 |
土木研究所土砂管理研究グループ | 小山内信智 |
抄録 |
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2011年5月22日に最上川水系立谷沢川左支川濁沢)1流域内の池ノ台地区において大規模な深層崩壊が発生した。崩壊土塊量は200万m3と推定され、移動土塊のうち、約110万m3の崩壊土砂が濁沢川に流入し、建設中も含め5基の砂防堰堤を埋没させた。この崩壊事例の特徴としては、融雪期に発生し、それに伴う崩壊土砂が、地山の地質構造を残したまま約1.5kmもの距離を流下したことがあげられる。本報告では崩壊・流出機構を解明するために、流出した崩壊土砂の濁沢川本川の堆積区間で堆積構造やその分布状況の把握を目的として実施されたトレンチ調査(大規模なトレンチ5箇所、簡易8箇所)の結果に基づき、当該崩壊に伴う土砂流出機構と既設砂防堰堤が発揮した施設効果について、現在までに得た知見を報告する。 |