作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 鋼床版亀裂の超音波探傷における入射角調整に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 電子情報通信学会技術研究技報、音響・超音波サブソサイエティ合同研究会 |
誌名 | 信学技報 |
巻・号・回 | vol.111,No.401 |
発表年月日 | 2012/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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三菱電機(株)情報技術総合研究所 | 木村友則 |
菱電湘南エレクトロニクス(株) | 小池光裕 |
菱電湘南エレクトロニクス(株) | 和高修三 |
橋梁構造研究グループ | 高橋実 |
橋梁構造研究グループ | 村越潤 |
抄録 |
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鋼床版に発生した亀裂を非破壊で検出する超音波探傷法について示す。この探傷法は、試験体の探傷面に対してほぼ平行に横波の超音波ビームを伝搬させる方式であり、ビームの入射角に対する感度変化が大きい。このため、入射角調整が重要である。本文では、この入射角調整法について検討したものである。まずSVC(SV Wave for Critical angle)透過パルスを用いた入射角調整法を示し、その有効性をシミュレーションによって検証した。入射角を僅かに変えながらSVC透過パルスがピークを示す角度を求めたところ、試験体音速に依らず屈折角は概略90°となることが分かった。したがって、SVC透過パルスによる入射角調整法の有効性が確認できた。 |