作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 岩手・宮城内陸地震における建設中ロックフィルダムの被害および変形挙動の再現 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第39回関東支部技術研究発表会 |
誌名 | 土木学会関東支部技術研究発表会講演集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2012/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水工研究グループ水工構造物チーム | 吉田諭司 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 山口嘉一 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 佐藤弘行 |
抄録 |
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「大規模地震に対するダム耐震性能照査指針(案)(2005 年3 月、国土交通省河川局)」では、フィルダムの耐震性能はすべり変形量をもとに評価することを基本としている。これは、大規模地震時の揺すり込み沈下量は圧密沈下量の先取り程度であり、すべり変形量よりも小さいという判断に基づいている。しかし、2008 年6月14 日に発生した岩手・宮城内陸地震では、地震発生時に盛立段階であった中央土質遮水壁型ロックフィル型式のA ダムでは、すべりを伴わない比較的大きな沈下が発生した。本論文においては、岩手・宮城内陸地震によるA ダムの被害の概要を示すとともに、すべり変形解析および累積損傷理論を用いた再現解析を行った。 |