作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | 下水汚泥の性状および消化特性に関する処理場毎の比較調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集G(環境) |
巻・号・回 | Vol, 68, No.7 |
発表年月日 | 2012/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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日高 平 |
抄録 |
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全国の処理場8ヶ所を対象として,消化状況についてのヒアリング調査を行うとともに,汚泥特性やメタン発酵特性についての実験的検討を試みた.現場で測定しているVSベース消化率はおおむね6割程度であった.混合汚泥および消化汚泥の全CODCr/VS比および固形性CODCr/VSS比は1.7程度であり,回分式実験でのCODCr基準メタン転換率も,現場での測定と同様に6割程度の値が得られた.模擬食品工場廃棄物を添加した場合,いずれの処理場の汚泥でもメタン発酵は順調に進行した.処理場毎の汚泥の性状の違いやCODCrによる物質収支などを議論する上で,実際現場で測定されているTS,VSやガス発生量などの測定値は,十分に活用可能であることが示された. |