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発表 数値解析に基づくトンネル挙動と点検時の判定結果に関する考察

作成年度 2011 年度
論文名 数値解析に基づくトンネル挙動と点検時の判定結果に関する考察
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第29回日本道路会議
誌名 第29回日本道路会議論文集
巻・号・回 CD-ROM
発表年月日 2011/11/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
トンネルチーム砂金伸治
トンネルチーム日下敦
トンネルチーム角湯克典
抄録
道路トンネルにおける点検や調査において,ひび割れ,うき・はく離,はく落,そして巻厚不足といった変状が発見された場合は,対策の必要性やその実施時期の判断を行う必要が生じる.しかし,その判断は過去の経験や実績に基づいた定性的な評価により行われることが多い.効率的に道路トンネルの維持管理を実施するためには,トンネルの変状の発生状況等に関する情報を的確に得る必要があるとともに,その情報から工学的な根拠に基づいて,発生原因をなるべく正確に推定し,適切な対策を実施することが重要である.そのためには,変状の状況を客観的に判断したうえで,トンネルの健全度を定量的に評価できる手法の確立が望まれる.本報では,トンネルに外力が作用する場合に発生する覆工のひび割れに着目し,ひび割れ幅と既存の基準類に基づく判定区分との比較を通じて,健全度の評価法について検討した結果について述べる.
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