作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 微生物機能を用いた炭酸カルシウム法のスケールアップに関する基礎的実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第46回地盤工学研究発表会 |
誌名 | 第46回地盤工学研究発表会平成23年度発表講演集 |
巻・号・回 | 第46回 |
発表年月日 | 2011/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質・振動チーム | 稲垣 由紀子 |
土質・振動チーム | 塚本 将康 |
元土質・振動チーム | 森 啓年 |
土質・振動チーム | 佐々木 哲也 |
長野高等工業専門学校、北海道大学 | 畠 俊郎、川﨑 了 |
抄録 |
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炭酸カルシウム法は、微生物代謝による二酸化炭素と地盤の間隙中に供給したカルシウム源から炭酸カルシウムを析出させ、地盤を固化する技術である。その実用化にあたり、微生物の活性化やカルシウム源供給のための栄養塩は、経済性に優れたものが求められるが、高価な実験用試薬においてのみ適用性が確認されているのが現状である。 本研究では、栄養塩の成分に凍結防止材用の塩化カルシウム、農業肥料用の尿素、食品添加用の塩化アンモニウムを使用した場合についてシリンジを用いた要素試験により適用性を確認した結果、これらの薬品を用いた場合においてもほぼ同等の効率での炭酸カルシウムの析出を確認した。 |