作成年度 | 2011 年度 |
---|---|
論文名 | コンクリート補強用連続繊維シート(CFRP)の長期耐久性評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第9回複合・合成構造の活用に関するシンポジウム報告集 |
誌名 | 第9回複合・合成構造の活用に関するシンポジウム報告集 |
巻・号・回 | 第9巻 |
発表年月日 | 2011/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
新材料チーム | 冨山禎仁 |
新材料チーム | 西崎到 |
University de Sherbrooke | Pierre LABBOSSIERE |
University de Sherbrooke | Kenneth W. NEALE |
University de Sherbrooke | Marc DEMERS |
抄録 |
---|
コンクリート構造物に適用される,連続炭素繊維シートを用いた補修・補強工法の長期耐久性に関する知見を得るために,積雪寒冷地であるシェルブルック(カナダ),温暖な茨城県つくば市,そして亜熱帯地域に位置し海浜環境でもある沖縄県大宜味村の3箇所で,屋外暴露試験を実施した.暴露試験片は,シート状の炭素繊維に樹脂を含浸させつつ,積層して硬化させたCFRPの形態とした.所定の期間暴露後の試験片を回収し,その引張強度や面内せん断強度を評価した.この結果,試験に供したCFRPは屋外暴露によりわずかな強度低下を示すものの,10年間の暴露期間を通じ,実用上問題のない力学的性能を保持し続けることが明らかとなった. |