作成年度 | 2011 年度 |
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論文名 | 実鋼アーチ橋に対する起振機実験および常時微動測定に基づく固有振動特性に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 第14回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム講演論文集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2011/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究G | 崔準ホ |
橋梁構造研究G | 星隈順一 |
橋梁構造研究G | 堺淳一 |
抄録 |
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長期間供用され老朽化の進んだ橋梁において,適切な維持管理を行うためには,主要部材の残存耐荷力や橋全体としての耐震性を精度良く評価することが重要である.既設橋の耐荷性能や耐震性能の評価には,一般に構造解析が用いられているが,解析モデル化や解析手法が十分に確立されているとはいえず,橋の実挙動を解析により精度よく評価することは困難である.解析モデル化の高度化のためには,実橋梁を対象とした現地載荷実験による検証が有効であるが,供用中の橋梁においては制約が多いこともあり,実験事例が極めて少ない現状である.こうした中,撤去される予定の実鋼アーチ橋(昭和38年3月竣工)に対して起振機を用いた現地振動実験を行った.当該橋梁の全体挙動を計測して固有振動特性を把握するとともに,実験前に行った解析結果との比較を行い,鋼上路式アーチ橋のモデル化について考察を行った. |