作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 樹脂固定標本を用いた微細構造分析によるすべり面の認定について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第52回日本地すべり学会 |
誌名 | 第52回日本地すべり学会研究発表会 講演集 |
巻・号・回 | 52 |
発表年月日 | 2013/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所土砂管理研究グループ地すべりチーム | 武士俊也 |
「すべり層のサンプリングと認定方法に関する研究」グループ |
抄録 |
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近年、ボーリング技術の向上により、これまで採取が困難で、あったすべり面からも高品質なコアが採取可能になってきた。そのため、破砕・変形構造が生じているすべり面を詳細に観察・分析することで、すべり面の特性を明らかにし、すべり面の調査技術や認定精度を高めることが重要である。 すべり面の微細構造を観察するためには、脆いすべり面付近のコアを樹脂等で固定した上で切断・研磨した標本(樹脂固定標本)を作製し、採取時の乱れが少ないコア内部を観察することが効果的である。地すべり滑動によってすべり面付近に破砕・変形構造が生じていれば、この方法で明瞭に観察できる。土木研究所をはじめとする6機関では、共同研究「すべり層のサンプリングと認、定方法に関する研究」を実施し、樹脂固定標本を用いたコアの微細構造分析手法とすべり面の認、定手法について検討を行い、樹脂固定標本を用いた微細構造分析のための標準的な観察項目を提案した。また、すべり面認定の確度を向上させるために、従来から行われてきたコアによるすべり面の認定に加えて、すべり面の特徴的な微細構造もあわせて認定根拠とすることも提案した。 |