作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 既設鋼床版のSFRC舗装による補強工法と耐久性評価に関する実験的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | Vol.69,No.3 |
発表年月日 | 2013/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 村越潤 |
橋梁構造研究グループ | 木ノ本剛 |
(株)横河ブリッジ技術本部技術研究所 | 春日井俊博 |
鹿島道路(株)経営企画部 | 児玉孝喜 |
大成ロテック(株)事業本部技術研究所 | 辻井豪 |
抄録 |
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既設鋼床版の疲労き裂への対策として,鋼繊維補強コンクリート(SFRC)舗装による補強工法が提案されている.この補強工法は,既設の舗装を剛性の高いSFRCに置き換え,デッキプレートとSFRC舗装を接着材により一体化させることで,鋼床版の局部応力の大幅な低減を図るものである.著者らは,同工法の実橋への適用にあたって,耐久性に係る信頼性を確保するために,小型試験体を用いた接着材接合面の強度試験,SFRC舗装を敷設した実大鋼床版試験体を用いた輪荷重走行試験を行い強度,耐久性を評価するとともに,試験結果や既往の施工事例等を踏まえ設計・施工法をとりまとめた.本文ではこれら一連の検討結果のうち,補強工法の概要を説明するとともに,接合面の耐久性の評価に関わる試験内容及び試験結果について報告する. |